『シェイプ・オブ・ウォーター』〈2017年 米〉
声の出せない女性と半魚人のラヴストーリー、、。
メキシコの鬼才ギレルモ・デル・トロ監督、またしても
ぶっ飛んだ設定です。『パンズ・ラビリンス』(’02)の様に
哀しくもグロいダーク・ファンタジーで来るのかなと思いきや、明るさとニヤリ笑いに溢れる仕上がりでした。
当て書きも納得の主役、サリー・ホーキンスの愛らしさがまず印象に残りますが、全編をさりげなく包む寛容・友愛、そして監督の映画愛が結実した映像美。なんとも心温まる一本です。
当て書きも納得の主役、サリー・ホーキンスの愛らしさがまず印象に残りますが、全編をさりげなく包む寛容・友愛、そして監督の映画愛が結実した映像美。なんとも心温まる一本です。
今年のアカデミー賞での主要部門ほぼ独占、にはちょっとビックリしましたが、それだけアメリカが病んでいる、という裏返しでしょうか。日本も他国の事を言ってられる状況では到底ありませんが、、。 〈イオンシネマ茅ヶ崎にて〉