2014年12月4日木曜日

【まぁやぁのこんな映画みました/vol. 48】

『ルイーサ』まぁやぁ映画レヴュー

『ルイーサ』〈2008年 アルゼンチン・スペイン〉


ブエノスアイレスのアパートで猫と暮らすルイーサ60歳。頑固・生真面目を絵に描いたような生活を黙々と繰り返す彼女に、愛猫の死と仕事の解雇、ダブルの悲劇が。所持金わずかのどん底からの彼女の再起は?。ストーリー的には希望に満ちたハッピーエンディング!の流れかと思いきや、幾度か挿入される訳ありフラッシュバック・シーン、ひねくれたアングル、ダークな笑い、どんより感が全編を包みます。これがアルゼンチン・ティスト?。改めて、世界は広いなぁと感じ入る、印象深い一作となりました。     〈シネマ ジャックアンドベティにて〉