2012年10月5日金曜日

【まぁやぁのこんな映画観ました/vol.1】

『さぁ帰ろう、ペダルをこいで』〈2008年 ブルガリア他〉

クストリッツァ作品の常連が主役、ロードムービー、自転車、と個人的に大好き3点盛りのこの作品。冷戦時代の政情をからめつつ、重すぎず、軽すぎず、全編を包み込むドン ウォーリー感が素敵です。そして主役のミキ・マノイロヴィッチ、相変わらず猪突猛進な役ですが、ふとみせる孫への眼差し、三たびグッときます。年間製作数わずか7~8本というブルガリア映画界からの一本、改めて世界はひろいな、と感じ入りました。〈シネマ ジャック アンド ベティにて〉